知らないと損するかも。良い不動産物件の探し方

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この記事に目を留めた方には、これから初めて家を買おうと思っている方が多いのではないでしょうか。

不動産物件は、どうやって探していますか？
新聞をとっている方は、近所の不動産屋のチラシ広告を見られていると思います。
さらに、本腰を入れて探し始めている方は、suumoやhomesのようなネット検索ができるサイトでも探されていると思います。

多くの物件を見るのは、価格の相場感が身についてくるので、最初のうちはよいと思います。
欲しい物件のイメージも明確になってくると思います。

でもある程度、地域や価格帯、物件の条件などが明確になってきたら、ネット検索を卒業してください。

私はこれまで自宅を含め、不動産物件をいくつか購入しました。
最初の物件を買うときは、ほとんど何もわからないまま動きましたが、いくつか物件を探して購入しているうちに、色々とわかってきました。

広告ちらしや、物件検索サイトには、お得な物件は少ない。

広告を継続してチェックしていると、同じ物件がずっと掲載され続けていたりしませんか？
つまり、広告に掲載されている物件は、広く宣伝しないと売れないような物件が多いんです。
裏を返せば、本当に良い物件は、広告に掲載される前に売れてしまいます。
ネットに掲載している物件も同様です。
ということは、ネットや広告に掲載される前に良い物件を見つけないといけません。
物件の割にお買い得な価格で売り出している物件の場合は、何かしらの問題物件であることが多いです。
そんなお買い得な物件があれば、何週間、何ヶ月も掲載されつづけるはずがありません。

本腰入れて物件を探すなら、不動産屋へ行こう。

広告やネットでの物件見学を卒業して、そろそろ本腰入れて物件を探そうかなという人は、とりあえず不動産屋を訪ねてみてください。
どこの不動産屋が良いでしょうか？
アドバイスにはなっていないかもしれないですが、自分が良さげと思う不動産屋さんがいいでいいと思います。
単にお店だけでなく、営業さんとの相性もあるでしょうし、親身になってくれて信用できそうな営業さんが見つかるまで、何軒か尋ねてみるといいと思います。
よほどのことがない限り、ネットなどの口コミを調べてもそれほど情報が出てこないと思います。
もし、出てきたとしても、大抵はかなり難しい気質のお客さんがネガティブなコメントを書き込む程度だと思います。

どの不動産屋に行っても、他の不動産屋の物件を調べられる

レインズって聞いたことありますか？
不動産屋さんだけがアクセスできる不動産物件情報データベースのことです。
不動産業者は、効率よくお客を見つけられるよう、レインズ（REINZ）に物件を登録して公開しています。
自分のお店の物件だけで、なかなかお客さんのニーズを満たすのは難しいですよね。
それで、他店の物件を紹介して、成約すれば紹介した側のお店が仲介手数料をもらえる仕組みになっています。
自分のお店の物件を成約できれば、売主と買主の両方から仲介手数料を取れるので、2倍の収入になります。
ですので、優先順位的には、自分のお店が持っている物件を売ろうとすることは知っておいてくださいね。
買手がつきやすそうな物件は、レインズに登録しないケースもあります。
このような物件は比較的良物件の可能性が高いです。

大手不動産業者か地域密着型の不動産業者か。

大手不動産業者か地域密着型の不動産業者かについては、一長一短です。考え方次第ですね。
大手不動産業者の方が、資金力や情報力、ブランド力があり、なんとなくお客さんの方も安心感があるかもしれません。
大手の方が地域密着型よりも見栄えのいい宣伝を行っていることでしょう。

ですが、物件の情報については、レインズによって、大手と地域密着型とであまり差がないですし、地域密着型には、その地域に詳しいという強みがあります。
昔からずっとある不動産屋は、その強みでずっと経営が成り立っているのです。
地域密着型の営業さんは、地元出身者の方が多いです。地元民ならではの情報を持っていたりしますし、地元のお得意の売り主さんがいたりと、大手にはまわらないお得な隠し物件を持っていたりします。
物件を見て回るときも、物件の周辺についての具体的な情報をくれることも多いと思います。
大手の方がビジネスライクに感じてしまうこともあるかもしれません。

大手と地域密着型、どちらがいいかの答えはありませんので、両方訪ねてみて、自分に合いそうな方を選んでみるといいかもしれませんね。

本当に良いお買い得物件は、不動産屋に行っても出てこない。

残念ながら、不動産屋に行っても本当にお買い得な物件は出てきません。
もし、不動産屋にそのようなお買い得物件が入ってきたら、お客さんに売るでしょうか？
そんなお買い得な物件は、自分で買うでしょう。
買って、賃貸して稼ぐなり、もっと高値で他に売るでしょう。
毎度、物件を購入してくれるお得意さんに売ることもあるでしょう。
ということで、まだ初めてのお客さんには、そんなお買い得な物件は回ってこないのです。
そのような物件を手に入れるチャンスがあるとすれば、個人的に親しい不動産屋さんがいるとかですかね。

物件情報を持っているのは不動産業者だけではない。

物件を探すときに、通常不動産屋さんをあたりますが、不動産屋さん以外にもお得な物件情報を持っている業者がいます。
これはあまり知られていませんが、銀行です。
銀行は、不動産に絡む融資を行っています。
融資に絡んで、実は、まだ売り出す前、まだ建てる前の物件などの情報を持っています。
ですので、銀行の融資担当者に相談すると、物件を紹介してくれるかもしれません。
これは結構裏技ですね。

購入する物件が高いか安いかはわからないことが多い。

あなたが購入しようとしている物件が高いか安いかわからないですよね。
だって、明らかに高い物件は、買おうとしないですから。
不動産事態や価格にそれなりに納得しているから、購入してもいいかなぁって思っているんですよね。
不動産は、1軒1軒条件が違うので、その価格がお得なのかそうでないのかは大抵の場合わかりません。
同じ物件でも、ある人には高いかもしれないですし、ある人には安いかもしれません。
物件そのものだけでなく、買う人の価値観や求める要件にも大きく左右されます。
良い物件を安く手にいれたという確信を持ちたいでしょうけど、かなり難しいです。
それまでいくつか物件を見て比較されて購入しようとされているわけですし、購入してもいいなって思える価格帯ならいい買い物だったのではないでしょうか。
高いか/安いかではなく、気にいるか/そうでないかや納得するか/しないかを購入の基準とすべきだと思います。
仮に安い物件でも、気にいらない物件を買ってもしょうがないですよね。
高い買い物だからこそ、気にいることをできるだけ優先したいですね。

気になる物件は、迷ってる時間はあまりない。

あなたが気になっている物件は、それなりに良い条件の物件だと思います。
ということは、他の人にとっても魅力ある物件なのです。
色々見てから、最終的に見た中で最も気に入った物件を買おうなんて思ってたら、大抵買えません。
良い魅力ある物件はすぐに売れてしまうのです。
今日見た物件が明日、来週まで残っている保証はありません。
同じ地域に毎日、多くの人が物件を探していますし、そしてレインズによって、その情報は共有されているのです。
特に、土日祝にはライバルが良い物件を探して動いています。
残念ですが、何週間、何ヶ月も見てから決めるってことはできないんです。
気になる物件があれば、即決するくらいの決断力がなければなかなか良い物件は手に入れられないでしょう。
石橋を叩いて渡るような慎重な方は、良い物件を手にいれるのは難しいと言えます。
先に誰かに予約を入れられてしまったら手に入れることは難しくなります。
どうしても手にいれたければ、先約者よりも高額で指値することになるでしょう。
自分が買おうと決意したときにはすでに予約が入ってしまっていたりしたら、余計に買いたい意欲が増幅してしまいます。
逃がした魚は大きかった状態ですね。
タイミングによっても、出会える物件は異なりますし、どのような物件に出会えるか、それを手に入れられるかは、ほんと縁ですよね。