大手ニュースサイトの記事を見ていると、記事を複数ページにわざわざ分割してること多くないですか?
記事の中の見出し毎に、ページを作っているような感じですね。
記事の下には、1,2,3,4,5…のようなページ番号のリンクや「前ページ」、「次ページ」のようなリンクが大抵ついています。
余談ですが、これをページネーションと呼ぶようです。
では、なぜ、わざわざページを分割する必要があるのでしょうか。
読みやすくなる
長文は、読む前に、心理的な抵抗感を生んでしまいます。
ページを分割することで、読者の余計な心理的負担を和らげさせることができます。
何か調べものを検索していて、辿り着いたページが長文で、直感的に読むのが大変そうに思えたら、ブラウザのバックボタンで、検索結果に戻り、他のわかりやすいサイトを探しに行った経験はないですか?
そのような、記事を読まれる前の離脱を減らせる効果が期待できます。
広告の表示回数を増やせる
ページを分割することで、ページアクセス数(PV数)と広告の表示回数が増えるので、訪問者にフィットする広告を表示する確率が高まります。
1記事を10分割し、訪問者がすべて読んでくれれば、10PVとなり、広告も10回表示します。
くじ引きに例えると、今まで、1回しかくじを引けなかったのが、10回引けるような感じですね。
10回引くと、当たりの確率がかなり高まりますよね。
10分割の記事が10記事あると、単純計算すると100アクセス数にもなります。
分割することで、10PVが100PVになるのはかなり大きいですよね。
実際には、そうはうまくいきません。
もともと、1ページ目でアフィリエイトやアドセンスをクリックしなかった人は、2ページ目以降もクリックしない確率は高めになると思います。
とはいえ、余程、訪問者が気になる広告が目の前に現れると、ポチっとクリックしてくれるかもしれませんね。
内部リンクを増やせる
ページを分割することで、ページ間を行き来するハイパーリンクが増えるので、Googleなどの検索エンジンに、内部リンクが増加したと評価され、ページの評価が上がります。
SEO効果により、アクセス数が増加することが期待できます。