最近は、ハイブリッド車やEV車など、燃費がいい車が増えてきましたね。
まだ、普通のエンジン車に乗っている方も多いと思います。
当然ながら、燃費は少しでもいいに越したことはないですよね。
通勤で車を使用している人など、特に車を運転する機会が多い人は、少し燃費が改善されるだけで、大きな節約になりそう。
例えば、リッターあたり14km走る車の燃費が1km改善すると、200kmくらい走るとガソリン1リッターくらいは節約できる計算になります。
最近は、ガソリンは値下がってきましたが、少し高い時期だとリッターあたり150円くらの時期もありますよね。
1回ガソリンを満タンにする毎に、300円~400円程度は節約できることになりますね。
結構大きな節約ですよね。
リッターあたり2kmの改善に成功すると、ガソリンを満タンにする度に倍の600円~800円程度の節約できることになります。
この記事では、車の燃費をよくするための方法について紹介します。
荷物を最小限にする
年に数回しか使わないような、普段使わない積みっぱなしの荷物はないでしょうか。
当たり前体操ですが、こういったものは車から降ろしておいた方がいいでしょう。
後部座席が取り外し可能な車は、大勢を乗せるとき以外は、取り外しておくのもいいですね。
外した後部座席は、押入れとかにいれときましょう。
スペアタイヤとか、非常時に必要な機材は降ろさないでくださいね。
ガソリンの給油も満タンにせずに、半分程度にするのも一考です。
ただし、ガソリンを入れる頻度が多くなるのは面倒ですが。お金をとるか、時間をとるかですね。
ハイオク仕様車にはハイオクを給油する
ハイオク仕様車はレギュラーガソリンでも走りますが、だからと言って比較的安いレギュラーガソリンで走ってもいいのでしょうか。
それじゃあ、ハイオクガソリンがなぜ存在するのかわかりませんよね。
きっと、いいことがあるので、値段が高いハイオクガソリンが存在するのです。
詳細はここでは書ききれないので、ざっくりとだけ説明します。
ハイオクを使うと、
- 着火があまり遅れないので、エネルギーの無駄が生じにくい
- エンジンに負荷がかからない
- エンジンが汚れにくい
上記の結果、燃費が良いと言えます。
ただ、レギュラーよりもガソリン代が高いので、それ以上に節約できるかは確認が必要ですね。
私は、ハイオクガソリンを入れています。
レギュラーガソリンに比べ、ハイオクガソリンの方がリッターあたり1kmくらい燃費が良いです。
まぁ、たとえ、金額ほどの節約効果がなくても、少しでも燃費のいい燃料を使った方が環境にもいいので、気持ちいいですからね。
ハイオクガソリンには、洗浄効果がある添加剤も入っているので、エンジンも長持ちしそうですし、いいパフォーマンスを維持できそうです。
発進時に急加速しない
急加速は、多くの燃料を消費します。
ゆっくり、滑るような感じでスムーズに加速していきましょう。
エンジンがうなるような感じは燃費が悪いです。
オートマティック車なら、クリープ現象を利用して発進し始めるくらいの方がいいでしょう。
ギアによって最適な速度があるのと、車によって、エンジンの特性やギアチェンジのタイミングが異なるので、ご自分の車の音や振動を聞きながら、最適なアクセルワークを身につける必要があります。
一定速度で走る
ある程度の速度まで上げたら、できるだけ、一定速度で走るようにしましょう。
加速時間を最小限に抑えるような走り方をするのがポイントです。
前の車に近づきすぎてブレーキを踏んだり、速度を落とし過ぎて、加速したりするような走り方は燃費が悪いので避けましょう。
できるだけブレーキを踏まない
ブレーキを踏むということは、せっかく燃料エネルギーを運動エネルギーに変えたものを、熱エネルギーなどで消費してしまうということですね。
できるだけブレーキを使わずに、運動エネルギーとして維持した方が移動距離を稼げます。これも当たり前体操ですね。
ブレーキを踏まなくてもいい程度の速度コントロールをうまくやりましょう。
とは言っても、他の車の流れもあるので、迷惑にならないよう気をつけてください。
迷惑な運転は、単に他のドライバーをイライラさせたりストレスを与えるだけでなく、事故を誘発しやすくなります。
迷惑にならない運転も含めて、運転テクニックですね。
スピードを出し過ぎない
遅すぎる速度は、エンジンが得意をする速度範囲を逸脱するので、運動エネルギーへの変換効率が悪くなってしまいます。
一方、速すぎる速度もエンジンが得意とする速度範囲を逸脱するのに加え、空気抵抗が大きくなり、エネルギー効率が悪いです。
空気抵抗は、速度の2乗に比例して大きくなっていきます。速度が3倍になると空気抵抗は9倍になります。
車の形状やエンジンの特性などにもよりますが、一般的には、60km~80kmくらいの速度が最も燃費がいいと言われています。
アイドリングは極力控える
停止時間が長いときは、エンジンを切りましょう。
とは言っても信号待ちで手動でエンジンを切ったり入れたりするのは少々大変かも。
マツダのi-STOP技術のような自動的にアイドリングを停止してくれる機能はすごく便利ですよね。
いいなー欲しいなー
エンジンブレーキを活用する
下り坂などは積極的にエンジンブレーキを活用しましょう。
エンジンブレーキを使用することにより、外からの力でエンジンを稼働しつづけられるので、燃料の供給を停止するようになっています。
長い下り坂でブレーキを多用するとブレーキが過熱して、利かなくなるフェード現象やペーパーロック現象が起こって危ないこともありますし、エンジンブレーキを使って、燃料節約も図りましょう。
窓は閉める
窓を開けると余計な空気抵抗が発生してしまいます。
窓は閉めて走る方が燃費はいいです。
でも、窓をあけると心地よいのも捨てがたいですね。
エアコンは弱めの設定にする
エアコンで多くの電気を使うと、発電するためにエンジンのトルクを上げるよう制御されるため、燃料エネルギーを多く消費するようになります。
窓を閉めて、必要以上の温度設定にしないようにし、効率よくエアコンを活用しましょう。
エアコンの他、過剰な電装品も装備しないようにしましょう。
遠回りをしない
目的地まで、できるだけ短い距離のルートを選びましょう。
ですが、信号が少なく、混まないような、一定速度で走りやすいルートを選ぶことも重要です。
道を間違えて、無駄な走行をしないようにも気をつけましょうね。
近年ナビは進化していますが、一定速度で走りやすいルートまでは薦めてくれません。
事前の予習や経験が大事になってきますね。
おわりに
どうですか?
燃費の節約方法は結構あると思いませんか?
一つ一つの方法は節約効果が小さいかもしれませんが、複合的に実践すると、かなりの節約になると思います。
燃費のいい車に乗れればいいですが、多くの人はそんな簡単に買い替えできないでしょうから、エコドライビングテクニックや実践でカバーしましょうね。