これまで、何人かのトップアスリートの講演を聞きました。
彼らの話の中で、共通して彼らが意識していることがわかりました。
それは、常に本物を追い求めているということ。
本物を目の当たりにしなければ得られない何かがあるという。
この場合の本物という言葉には、実物という意味と、トップクラスのという意味を含んでいます。
本物を見て、本物に触れた方が、きっとそのレベルに近づけるということは、なんとなくですがそんな気はする。
彼らの本物というのは、自分の競技のことだけを指しているのではなく、スポーツにせよ、なんにせよ、常に本物を直に見て、触れることで、感性が研ぎ澄まされ、自分の成長につながるということらしい。
絵画でも、音楽でも、料理でも。
本物に多く触れたことのある人は、触れたことのない人よりも、何かが大きくなる気がする。
なんだろう?どういうことだろう?
本物を見て触れることで、
- 最高のレベルがどれくらいか知ることができる?
- 目標が具体的になる?
- 何事にも高い水準を目指すくせがつく?
- 感動を呼び、記憶に強く刻み込まれる?
本物の効果っていったいなんでしょうね。
はっきりしないですが、でも、本物に多く触れる方が、絶対自分が大きくなれる気がしますね。
例えば、
- プロ野球の投手の本気の球の打席を経験してみる。
- 有名料理人の料理を食べてみる。
- 南極大陸に行ってみる。
- 自分で巨大な富を築いた資産家と話をしてみる。
とか。
きっと、何か大きくなれそうですよね。
プロ野球選手に野球を教えてもらう機会を得た子供の方が、ぜったいプロ野球選手になれる確率が高いと思うんですよね。
いくらプロ野球選手でもちょっと教えただけでは、技術的にはそれほど大きくは変えられない。
でも、プロ野球選手が直接接したその子のマインドには大きな影響を与えていると思うんですよね。
これからどんどん、本物に触れてみるということを意識してみたいと思います。