子持ちの方は、このタイトルを見てすごく気になったでしょう?
私は、まだ結婚していないんですが、親になるとこのタイトルを見たらきっと気になると思います。
褒美と罰と学力の関係
子供の学力が上がる簡単な方法。それは、
罰よりもご褒美
だそうです。
例えば、テストで90点以上取れなければ、おこずかい半額とするよりも、テストで90点以上取れれば、1000円おこずかいを上げる方が効果あるようです。
実は、私も、テストで90点以上取れば、臨時のおこずかいをもらっていました。
真面目な親は、「ご褒美にお金を上げるなんて、いった誰のための勉強?」って思う方もいるかもしれませんが、そんな理屈よりも子供にしたら単純にモチベーションが上がりますよね。
臨時のおこずかいをもらえたら、今度はあの釣り具を買おうとかワクワクしてました。
人間モチベーションは大事ですよね。
あと、気に留めておくべきことがあるのですが、
目先の利益の方が、遠い利益よりも良く見える
そうです。
つまり、「○○中学校の受験に合格したら、プレイステーションのソフトを10本買ってあげよう」というよりも、直近の模擬試験でA判定を取れたら、プレイステーションのソフトを1本買ってあげようという方がモチベーションが高まるそうです。
それと、もう一つ、
アウトプットに対して褒美をあげるよりも、インプットに対して褒美を上げる方が学力があがる
そうです。
つまり、テストで90点取ったら1000円あげるよりも、今日中に問題集を10ページやると1000円あげるという方が学力があがるようです。
学力を上げたい子供に言ってはいけないこと
一番言ってはいけないのは、
「勉強しなさい」
だそうです。
これは15年にわたる小学生の低学年を対象にした成績調査の結果だそうです。
「勉強しなさい」と言うよりも、勉強したかを確認する方が学力が上がります。
つまり、監視して勉強時間を守らせるということが重要です。
スポーツと学力の関係
学生時代にスポーツをやっていた子は、将来年収が高くなる
というノルウェーでの研究結果があるそうです。
ノルウェーでは、スポーツをやっていた人は、4%〜5%程度収入がアップするそうです。
これは、スポーツによって忍耐力が養われるからだと言われています。
私も学生時代はずっと野球をやっていましたが、スポーツをあまりやってこなかった人よりもかなり忍耐力はあるんじゃないかなと自分のことながら思っています。
もちろん年収は平均よりも上ですよ。
で、この話は誰が言ってたの?
「いつやるか?今でしょう!」の林修先生が絶賛されている教育経済学者の中室牧子先生が言ってた話です。
9/25(日) 林先生の初耳学で紹介されていました。
見ていた方も多いのではないでしょうか?
見ていなかった方で、お子さんの学力向上に関心がある方は、中室牧子先生の「学力の経済学」を読んでみましょう。
あの林先生が絶賛しているので、間違いないですよ!
- 作者: 中室牧子
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2015/06/18
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (37件) を見る