クレジットカードの支払いを遅滞したり、サラ金でお金を借りたりすると、住宅ローンが組めなくなるって親か誰かに聞いたことないですか?
住宅ローンの審査の際、住宅ローン申請者の信用情報を銀行がチェックするというのは周知の事実です。
個人の信用情報を共有するデータベースやら、ネットワークやらがあるって話も聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
住宅ローンを返済できるくらいの十分な収入があるにも関わらず住宅ローンやカーローンの審査に落ちる方は一定数います。
自営業で収入が不安定な方は、それが原因で審査が通らないことも多いみたいですが、サラリーマンの方で十分な収入があるにも関わらず審査に通らなかった方は、過去に信用を傷つける何かをやらかしてしまっているかもしれません。
銀行だけでなく、個人が自分の信用情報を確認できることは、案外知られていません。
これから住宅ローンを借りようと思っている方は、とりあえず自分の信用情報を照会して確認してみることをおすすめします。
住宅ローンの審査に通らなかった方も、自分の信用情報を照会し確認してみましょう。
費用は、なんと手数料1000円です。
これくらいの金額なら、気軽に照会できるでしょ?
そうそう、住宅ローンやカーローンなどのローンだけでなく、クレジットカードの申し込みの際にも、この信用情報は確認されて、審査に影響します。
信用情報は、次の3つ機関が管理しています。
- CIC((株)シー・アイ・シー)
- http://www.cic.co.jp
- 主にクレジットカード会社、信販会社、リース会社、消費者金融、携帯電話会社などが加盟している個人信用情報機関。
- 全国銀行個人信用情報センター
- http://www.zenginkyo.or.jp/pcic/
- 銀行、信用金庫、信用組合、農協、労金などが加盟している個人信用情報機関
- JICC((株)日本信用情報機関)
- http://www.jicc.co.jp
- 貸金業、クレジット会社、リース会社、保証会社、金融機関の与信などの個人信用情報機関
信用情報の照会は、窓口だけでなく、ホームページからも開示請求することができます。
スマートフォンで本人確認書類を撮影して送ることでも受け付けてくれます。
信用情報として、次のような情報が記載されています。
- 氏名
- 生年月日
- 性別
- 住所
- 電話番号
- 勤務先
- ローンやクレジットカード等の借入状況
- 借入金額
- 借入、最終返済日等の契約状況と返済状況
返済状況については、延滞、代位弁済、強制回収手続、解約、完済などの情報も書かれています。
ローンやクレジットカードの申し込みの履歴も記されています。
信用情報が傷つくと、その記録が消えるまでに、完済後5年くらいかかるようですよ。
これから住宅ローンやカーローンを借りようと思っている人は、くれぐれもクレジットカードの支払の遅滞やローンの返済遅滞をしないように気をつけてくださいね。
すでにローンを借りている人も安心してられないですよ。
ローンの借り換えの際にももちろん審査があり、信用はチェックされますから。